
機会があって、3回目の九州旅行に行って来ました。
1回目はうん十年前、高校の修学旅行。熊本〜長崎〜平戸〜だった…と思います。
2回目は去年、福岡〜佐賀〜長崎。
そして、去年に続いて今年も訪ねるチャンスがあって、熊本〜大分〜、と回ってきました。
熊本は今やクマモンさまのいらっしゃるところ

さすがに本物??には会えなかったけれど、何処のお店もクマモンだらけ。
ホテルも入り口に待ち構えるようにして、おっきいパネルのクマモンが立っていました。
そして、町中で見つけたクマモンのレンタカー!!(右側の写真)
けっこう笑える〜ww


修学旅行を思い出しながら、熊本城、水前寺公園を見学。
熊本城の”武者返し”の石垣。 そう、そう! 憶えてる、憶えてる!! 高校の時にも習った!!
裾がゆるやかで、だんだん上の方で急になる。
そして、微妙に前後の石垣、傾斜が違うのは加藤清正が作ったものと細川家が作ったものと、石の形や積み方が違うためなんだそうです。二様の石垣と呼ばれています。堅強な作りにするためにすごい知恵が使われたんだあ。
水前寺公園。ここにも細川家の茶室がありました。加藤清正が作った熊本ですが、加藤家は2代目で改易になり、その後に入った細川家がその後の熊本を作ったのですね。
細川前総理はその直系なんだそうです。と言うことは、細川ガラシャの血筋なのか…!?


そして、阿蘇5岳を見渡せる大観峰、中岳火口、少し曇っていて見晴らしはイマイチでした。
火口付近では、むせるほどのガスが!!
喘息や心臓病の人は近づけないんです。

由布院では温泉を堪能して、
朝の散歩で、こんなステキな茅葺きの山門を持つお寺を見つけました。
そのお寺のお賽銭箱の傍には、可愛らしい仏さまが…。
すごく得した気分になりました。


さらに、国東半島突端まで足を伸ばしました。
すごく静かな海。波が殆ど無くて、サーファーが1人もいない。
うちの近くの湘南の海とは違う表情を持った海です。
ここでも苔むしたお寺に出会いました。


それと、美味しいものたくさん食べたんですけど、
一番ご縁があって、晩柑(ばんかん)という夏みかんの一種に出会いました。

最初の夜に入ったお店で、食べさせてもらって、美味しくて、
次の日に水前寺公園で売っていたのを見て、(重いしかさばるのに…)思わず買ってしまいました。
そこのおじさんは、さかなくんじゃなくて、みかんくんと名付けたいほど、みかんに詳しい

何と何を掛け合わせたのが、何で…としばし抗議を聞かされましたが、
晩柑は河内晩柑(カワチバンカン)と言って、熊本市河内町で発見されたブンタンの仲間で、
その発見された地名の「河内」と、晩成の柑橘類と言う事で名付けられたんですって。
もともとはオレンジが自然交配でできたんだそうです。
グレープフルーツのような感じだけど、さわやかで酸味が強くないところが私は好き

その後、幾つか道の駅にも寄りましたが、どこでも売っていませんでした。
ああ〜、運命の出会いだったのに、もう簡単にはお会いできなのですね〜。晩柑さま〜。
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