
町中の雪もすっかり消えて、春の訪れを感じ始める今日この頃です。
と思って写真を撮ったその夜に雪が降り、あっという間に冬景色に戻ってしまいました。
レザンの3月はいつもこんな感じです。


今年の冬はシベリア寒波の影響で、異常なほどの低温が記録され、
ここスイスも寒い冬でした〜。
そこで、ってどこでっ?!、、、ですけど、お鍋食べたくなって、
お豆腐作りました!!
寒波とあんまり関係ない気もしますが、、食べたくなったんです!!!
(無理やり結びつけた!!)
でも、日本じゃないので、豆腐らしい美味しい豆腐、食べるのは意外と大変なのです!!
以前は、ハウスの”ほんとうふ”、、今でもありますけど、水に溶かして煮て固める、という粉末状のものや、
森永の長期保存用の豆腐や、中国で作られている長期保存の豆腐もありまして、
今でもありますが、、、そういったものを利用していました。
スイスのスーパーやアジアの食品店などで売っているフレッシュな豆腐もありますが、
大豆が凝縮されたように固くて、日本の豆腐とはだいぶかけ離れていて、
味噌汁に入れたり、お鍋に入れたり、には、ちょっと今ひとつ、、なものなのです。
豆腐ステーキなんかには、Goodです。水切りとか不要だし笑。
最近の日本食ブームで、絹ごし豆腐も身近なスーパーなどでも売られるようにはなりましたが、
やっぱり、薬品臭い気がしたり、値段もやたらに高かったりで、手が出ません。
そこで、買ってきましたよ、手作り豆腐キット。日本から。
大豆はこちらの大豆で、問題無いし、、、
何度か作って、すっかり虜になりました。
さて、
大豆は前の晩からお水に浸しておき、


フードプロセッサーでペーストにします。これを生呉(なまご)というらしいです。
ちなみに後ろにちらっと写っているのは、変圧器です。
ここでは日本の家電は、これが無いと使えません。炊飯器とか、ホームベーカリーとか、日本の家電は心配りがきめ細やかで、使いやすいです。
本当は冷蔵庫も持って来たい。スイスで買った冷蔵庫は、未だに霜取りとかしないといけないんですよ。
かってに氷、みたいな素晴らしい機能も欲しい〜。(豆腐の話からづれました。)


それから、お水とペースト状の大豆を煮ていきます。
その後、布袋で固く絞り出し、これが豆乳。絞りかすが”おから”。
できたお豆腐と同じくらい、いやそれよりも多いくらいの量のおからができます。
おからは栄養価も高いらしいので、ドーナツにしたり、コロッケにしたり、煮物にしたり、頑張って全部食べてます。


豆乳はさらに加熱して80℃にくらいにしてから、にがり液ををうちます。
すぐに固まってくるので、しばらく置いて固めます。


固まった豆乳を、流し箱に布を敷いて、そこに流していき、
覆いをかけて、重石を乗せて、水切りします。


完成!!
豆腐の作り方みたいになってしまいましたが、
お味噌作りも以前のブログで紹介しましたし、
”スイス仕込みの味噌作り”http://amisamis.blog.fc2.com/blog-date-201702.html
中には納豆、ラーメン、うどん、、、なかなかのスゴ技を持った日本人の友達がいっぱいいます。
日本のかぼちゃの種から、日本かぼちゃを育てた人も!!
食べ慣れた日本の味は、年を取るとともに、さらに愛着が増してきますし、
日本食は、本当にヘルシーですよね。
明日の朝は、お豆腐でお味噌汁作ろうかな

でも、その後は、あの大量のおからを食べ続けなければ、、、、

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